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Labor and Social
Security Attorney
オフィスエフ
社会保険労務士
社会保険・労働保険
社会保険制度は、日本の社会保障制度の中核をなす仕組みで、国民の生活の安定と安心を支えるために設けられています。病気や老後、育児などに対応するための給付を提供します。
社会保険には、健康保険や年金など、国民の生活を支えるための制度や、労働保険・雇用保険は労働者の安全と生活を守るための重要な制度であり、業務中のケガや失業等に対し保障されます。





1
健康保険
健康保険制度は、病気や怪我、出産、死亡などに伴う医療費や経済的負担を軽減し、国民の健康と生活の安定を図ることを目的としています。


例えば、健康保険に加入している従業員様が病気やケガで働けなくなり、その間に収入が減少した場合に一定期間支給される傷病手当金の申請や、従業員様またはその被扶養者が出産した場合、出産費用を補助するために支給される出産育児一時金…
産前産後の休業期間中、給与が支払われない場合に生活費を補助するための出産手当金 などがあります。

2
雇用保険
社会保険制度の一環として、労働者を対象に労災保険と雇用保険の2つを主軸とした制度があります。雇用保険は労働者が失業した際の生活を支援し、再就職を促進することを目的としています。
厚生労働省が管轄しており、主に次のような機能を持っています。


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失業中の生活支援
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失業手当(基本手当)を通じて、収入が途絶えた労働者の生活を一時的に補助します。
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再就職の促進
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再就職活動を支援するための給付金や、職業訓練の費用負担を提供します。
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雇用の安定と能力開発
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労働者の職業能力を高めたり、雇用の維持を支援するための制度が含まれています。
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雇用保険の主な給付内容
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失業給付
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基本手当: 雇用が終了した際に一定期間支給される給付金。
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延長給付: 特定の条件下(例えば倒産など)で給付期間を延長する制度。
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育児・介護関連給付
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育児休業給付金: 育児休業中の労働者への支援。
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介護休業給付金: 家族の介護を行うために休業する際の支援。
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教育訓練給付
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労働者がスキルアップのための教育を受ける場合、一部費用が補助されます。
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高年齢雇用継続給付
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高年齢者が働き続ける場合の収入補助。
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労働保険
労働保険は、労働者の安全と生活の安定を守るための制度であり、労働者が業務中や通勤中に発生する災害や疾病に対して、迅速かつ適切な補償を行い、生活の安定と再就労を支援するため、労災保険(労働者災害補償保険)があります。


この制度は、労働者が働く上で直面するリスクを軽減し、安心して働ける環境を提供することを目的としています。
労災保険は、業務災害と通勤災害の2つを
補償します。
(1) 業務災害
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業務に起因して発生した怪我、病気、 障害、死亡。
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例:作業中の事故、工場内での火災、 長時間労働による過労死など。
(2) 通勤災害
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通勤中に発生した怪我や死亡。
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自宅から職場までの合理的な経路・方法 での移動中が対象。

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厚生年金
厚生年金制度は、主に会社員や公務員などの給与所得者が対象となります。
この制度は、老後の生活を支えるための「老齢厚生年金」、障害を負った際の「障害厚生年金」、被保険者が亡くなった際に遺族に支給される「遺族厚生年金」の3つを主な給付として提供しています。


主な給付内容
(1) 老齢厚生年金
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支給開始年齢
原則として65歳から支給されます。ただし、一定の条件下で60歳からの前倒し受給や70歳まで繰り下げ受給を選択することも可能です。 -
支給額
報酬(給与や賞与)の額と加入期間に基づいて計算されます。-
計算式には、加入期間中の標準報酬月額や標準賞与額が影響します。
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(2) 障害厚生年金
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対象者
病気やケガにより障害等級(1級または2級)に該当する障害を負った場合に支給されます。 -
支給額
加入期間や報酬に応じて算出されます。また、障害の程度により支給額が異なります。
(3) 遺族厚生年金
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対象者
被保険者が死亡した場合、その遺族(配偶者、子どもなど)が対象となります。 -
支給額
故人の加入期間や報酬に基づき計算されます。

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